AI社員のほうから話しかけてくるようにした。困ったとき、直ったとき、良くしたいとき
AI社員は、こちらが話しかけないと、基本的に黙っています。
頼んだ仕事はやってくれる。
でも、担当の仕事が途中で止まっていても、自分から「止まっています」とは言ってこない。
私が気づくのは、だいぶ後になってからでした。
人間の社員なら、向こうから来る
人間の社員なら、困ったことがあれば相談に来ます。
「機械が止まりました」「直りました」「こうしたら良くなると思います」。
社長がいちいち聞いて回らなくても、向こうから来てくれる。
AI社員にも、それをしてほしいと思いました。
2026年9月、「AI社員のほうから話しかけてくる」仕組みを作りました。

話しかけてくるのは3つのときだけ
ただし、何でも話しかけてくると、うるさくて仕事になりません。
(自動の報告でチャットが埋まった話は、別の記事で書きました。)
話しかけてくるのは、次の3つのときに限りました。
1. 困ったとき:担当本人が、すぐに知らせる
担当している仕事が止まったら、その仕事を持っているAI社員本人が、すぐに知らせてきます。
同じ件で何度も鳴らないよう、1日に1回までにしています。
2. 直ったとき:1回だけ報告する
止まっていた仕事が元に戻ったら、そのときだけ「直りました」と報告します。
毎回の「うまくいきました」は報告しません。
3. 良くしたいとき:毎日1人が提案を持ってくる
毎日、日替わりの当番が、自分の持ち場を見直して「会社を良くする提案」を1つ持ってきます。
全員が順番に回ってくるので、ふだん目立たない持ち場の話も上がってきます。
初日の提案で、止まっていた仕事が見つかった
この仕組みを入れた初日のことです。
当番のAI社員が持ってきた提案は、
「知識を辞書のように整理する週1回の仕事が、しばらく前から止まっています」というものでした。
私はまったく気づいていませんでした。
すぐに「ぜひ直してほしい」と返し、止まっていた仕事を元に戻してもらいました。
調べると、同じように止まっていた別の仕事も、もう1つ見つかりました。
人の会社で言えば、「報・連・相」を教える
新人さんに最初に教えることの1つに、「報告・連絡・相談」があります。
言われなくても、困ったら相談する。終わったら報告する。気づいたら提案する。
AI社員にも、それを教える必要がありました。
話しかけるタイミングを決めてあげれば、AIは自分から来てくれます。
社長が聞いて回る会社から、社員が来てくれる会社へ。AIでも、同じ変化が起きました。
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