「社長ならどう答えるか」をAIに予想させて、聞かずに先へ進めてもらう
前に、「AIの質問には必ずおすすめを付けさせる」という話を書きました。
おすすめが付くと、私は選ぶだけで済むようになりました。
それでも、しばらくすると別の悩みが出てきました。
選ぶこと自体が、1日に何十回もあるのです。
「俺はどうしたいと思う?」
ある日、AIからいつものように選択肢が届いたとき、私はこう返しました。
「俺はどうしたいと思う? 思いそうなことを予想してほしい。質問しなくても進むようにしてほしい。」
AIは、これまでの私の判断を、たくさん記録として持っています。
どういうときに進めて、どういうときに止めたか。
それを使えば、私の答えはかなりの確率で予想できるはずです。

予想して、戻せるところは先に進める
いまは、AIにこう動いてもらっています。
- 選択肢を出す前に、私が選びそうな答えを予想する
- 予想には、理由を1行ずつ添える(「戻せるので先に進めます」など)
- 戻せる部分は、予想どおり先にやってしまう
- 報告は「こう予想して、ここまでやりました。証拠はこれです」の形にする
- 最後に「予想と違ったら言ってください」と一言添える
私は、予想が違ったときだけ口を出せばいい。
合っていれば、何もしなくても仕事が前に進んでいます。
止まるのは、戻せないことの手前だけ
ただし、何でも予想で進めていいわけではありません。
- お客様や取引先への送信
- お金の支払い、契約
- 本当に消すこと
- 事業の方向を変える判断
この4つだけは、予想が当たっていそうでも、必ず止まって私に聞きます。
そのかわり、下書きや材料づくりまでは進めておく。
私が「いいよ」と言えば、すぐに動ける状態で待ってもらいます。
「動き出した」ではなく「動いている」まで確かめる
もう1つ、決めたことがあります。
予想どおりに何かを始めたら、本当に動いているところまで確かめてから報告すること。
「始めました」と言っても、実は最初の一歩で止まっていた、ということがあります。
始めた証拠ではなく、進んでいる証拠を見せてもらうようにしました。
人の会社で言えば、「社長ならこう言うはず」
長く一緒に働いている番頭さんは、社長に聞かずに動けます。
「社長ならこう言うはず」と分かっているからです。
そして、本当に大事なことだけは、必ず社長に上げてくる。
AIにも、それができるようになりました。
聞かれる回数が減るほど、AIに任せられる量は増えていきます。
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