決めたことをチームに伝えるとき、AIに「なぜ」まで書かせている

方針を変えたとき、社内のチャットでメンバーに知らせるのは、AIの仕事にしています。
私が決めたことを、AIが文章にまとめて流す。

最初は、こんな形でした。

「〇〇の件、今月からこの方法に切り替えます。」

結論だけ。短くて分かりやすい。
そう思っていました。

結論だけでは、現場は動けない

しばらくして気づいたのは、メンバーがその知らせを読んでも、動きが変わっていないことでした。

考えてみれば当然です。
なぜ変えるのかが分からなければ、迷ったときに元のやり方に戻ってしまう。
例外が起きたときに、どちらに倒せばいいかも分からない。

2026年9月、「判断を伝えるときは、なぜそうしたのかまで説明してほしい」とAIに伝えました。

AIが会議で、旗・虫めがね・電球・バツ印・歯車・カレンダーの順に並んだ札を見せ、メンバーがうなずいている様子
AIが会議で、旗・虫めがね・電球・バツ印・歯車・カレンダーの順に並んだ札を見せ、メンバーがうなずいている様子

伝える順番を6つに決めた

AIには、次の順番で書いてもらっています。

  1. 結論:何を決めたか。いつからか
  2. 事実:判断の元になった数字や、現場で起きていること
  3. なぜこの案か:うちの強みと、どうつながるのか
  4. 捨てた案と、その理由:ほかに何を考えて、なぜやめたのか
  5. メンバーに変わること:明日から、手順や受け持ちがどう変わるか
  6. 次の期日:いつまでに何をするか

いちばん効いたのは、4つ目の「捨てた案」でした。
「こういう方法もあるのでは?」という疑問に、先回りして答えておける。
同じ質問が何度も来ることが減りました。

毎日の報告には付けない

ただし、この6つを全部の連絡に付けるわけではありません。
毎日の日報や、自動で流れる報告には付けない。
付けるのは、判断や方針を変えたときだけです。

全部に理由を付けると、今度は長すぎて読まれなくなります。
「なぜ」が必要な連絡だけ、丁寧に書く。

AIだからこそ、手を抜かずに書ける

正直に言うと、人間の私がこの6つを毎回書くのは大変です。
忙しいと、つい結論だけで済ませてしまう。

AIは、型を渡しておけば、毎回同じ丁寧さで書いてくれます。
私は中身を確かめて、送ってよいかを決めるだけ。

決めたことを、なぜまで含めて伝える。
チームを動かすのは結論ではなく、納得だと、あらためて思いました。

AI社員の実録と作り方を、メルマガでお届けします

新しい実録記事、AI社員の作り方、AI社員の派遣・AI顧問(どちらも有料サービス)のご案内を、メールでお届けします。メルマガの登録は無料です。

メルマガに登録する