記事の見出し画像は、AIに全部描かせない。絵だけAI、文字は型で組む

ブログやnoteの記事には、見出し画像を付けています。
これをAIに任せようとして、最初にぶつかったのが文字の崩れでした。

AIは、日本語の文字が苦手

画像をつくるAIに「このタイトルで見出し画像を」と頼むと、絵はきれいなのに、文字がおかしくなります。
1文字だけ違う漢字になる。存在しない字が混じる。行がずれる。

何度か頼み直せば、たまに正しいものが出ます。
でも、毎朝の投稿に自動で付けるなら、「たまに」では困ります。

絵はAIが描き、文字の場所はあらかじめ決めた型で受け持って、1枚の見出し画像にする様子
絵はAIが描き、文字の場所はあらかじめ決めた型で受け持って、1枚の見出し画像にする様子

役割を分けた

そこで、1枚の画像を2つの仕事に分けました。

  • 絵:AIに描かせる。ただし文字は一切入れさせない
  • 文字と配置:あらかじめ決めた型に、タイトルを流し込む

型のほうは、文字の大きさや位置が決まっているので、何度つくっても1文字も崩れません。
AIには、得意な「絵」だけを任せています。

全部をAIに任せるのではなく、AIが苦手なところだけ人間の型で受け持つ。
これで、品質が安定しました。

「絵も入れて」で、もう一段よくなった

最初は、背景の模様の上に文字を載せるだけの形でした。
試作を見て、私から「絵も入れてほしい」と頼みました。文字だけだと、どの記事も同じ顔に見えてしまうからです。

いまは、左にタイトル、右にイラストという形を基本にしています。
イラストは記事のテーマに合わせて選ばれ、同じ絵が続かないよう日替わりで回します。
合う絵が無いときは、文字だけの形に自動で切り替わります。

過去の投稿にも、あとから付けた

毎朝の投稿に自動で付くようにしたあと、過去の投稿にもまとめて付けました。

ここでは、AIのほうから「待った」がかかりました。
一度に全部を付け直すと、読者からは同じ記事が一斉に更新されたように見えて、迷惑に映るかもしれない。まず数本だけ試して、見え方を確かめてから広げましょう、と。

数本で問題がないことを確かめてから、残りに広げました。
最後に全件を確かめて、2つのアカウントで合わせて180本、画像の付いていない記事はゼロになりました。

※本数は2026年8月時点の自社の記録です

読者の会社で使うなら

AIに何かをつくらせて品質が安定しないときは、「全部できるAI」を探すより先に、仕事を分けてみてください。

  • AIが得意なところ(絵、たたき台、量)はAIに
  • 崩れると困るところ(文字、数字、決まった形)は型に

分けるだけで、「たまにうまくいく」が「毎回うまくいく」に変わります。