誰をフォローするかではなく「何を知りたいか」で、世界のAI活用を毎朝集める

毎朝、起きる前に「世界の人がAIをどう使っているか」をAIに集めさせています。
日本語に限らず、英語でも、ほかの言語でもです。

フォローする相手を選ぶのをやめた

最初は、詳しそうな人を何人か決めて、その人たちの投稿を追う形を考えていました。
でもこれだと、選んだ人の視野の外にあるものは、永遠に入ってきません。

そこで発想を逆にしました。

「誰を追うか」ではなく「何を知りたいか」で探す。

いまは、知りたいテーマを決めておき、毎朝そのテーマでSNS全体を横断して探させています。
たとえば、

  • 世界の人は、AIを仕事にどう使っているか
  • ネット通販は、いまどう変わってきているか

といったテーマです。テーマは書き足すだけで増やせます。

「何を知りたいか」で世界中に網を張って情報を集める係と、集めたものを読み解く係
「何を知りたいか」で世界中に網を張って情報を集める係と、集めたものを読み解く係

道具は、得意なところで使う

横断検索には、SNSの投稿を探すのが得意なAIを使っています。
集めたものを読んで「うちの事業にどう効くか」を考えるのは、別のAIの担当です。

1つのAIに全部やらせるより、探す係と考える係を分けたほうが、結果が安定しました。

2本目のテーマだけ、いつも空振りしていた

動かし始めてすぐ、妙なことが起きました。
1本目のテーマは集まるのに、2本目のテーマだけ毎回0件なのです。

原因は、テーマを立て続けに投げていたことでした。
相手のサービスには「短い時間にたくさん頼まれたら、しばらく受け付けない」という制限があります。
1本目の直後に2本目を投げると、その制限に引っかかって空振りしていました。

直し方は、人間の仕事と同じでした。

  • テーマとテーマの間に、少し間を空ける
  • 断られたら、1回だけやり直す

これで、2つのテーマとも8件ずつ集まるのを確認できました。

※件数は2026年8月時点の自社の記録です

情報収集は「網の張り方」で決まる

情報収集を人に任せると、どうしてもその人の好みに偏ります。
AIに任せる場合も、「誰を見るか」で決めると同じことが起きます。

「何を知りたいか」を言葉にして網を張る。
その網を毎朝投げ続ける。
これだけで、自分では出会えなかった海外の使い方が、朝のうちに手元に届くようになりました。