「終わった」と片付けた会話の3分の2に、やり残しが入っていた
AIとの会話は、用件が終わったら片付けています。
片付けた会話は一覧から消えて、画面がすっきりします。
ある日、ふと気になって、片付けた会話を数え直してもらいました。
3分の2に、やり残しが入っていた
直近2週間に片付けた会話のうち、およそ3分の2に、まだ終わっていない「やること」が残っていました。
※2026年10月時点の自社の記録です
「終わった」と思って片付けたのに、中身は終わっていなかったのです。
原因は、前の記事で書いた「話題のずれ」でした。
会話の途中で別の話にそれて、そちらが片付いたところで「終わった」と思ってしまう。
最初の用件は、途中のまま箱にしまわれていました。

まず、やり残しの多い会話を戻した
やり残しの多かった会話10本を、片付けた状態から元に戻しました。
戻す前には、念のため控えを取っています。
10本に残っていた「やること」を、AIに先に仕分けてもらいました。
「もう要らないもの」は落としてしまおう、と考えたからです。
ところが、中身を1件ずつ確かめると、安全に落とせるものはごくわずかでした。
残りのほとんどは、私の承認や判断を待っている、本物の仕事だったのです。
片付ける前に、やり残しを確かめる
そこで、片付けの手順を変えました。
会話を片付けるときに、やり残しが残っていないかを必ず確かめる。
やり残しがあれば、片付ける前に知らせてもらいます。
そのうえで、「本当に片付けるか」「残りを別の会話に移すか」を選べるようにしました。
「片付いて見える」と「片付いた」は違う
これは、人の仕事でもよくあることだと思います。
机の上がきれいでも、引き出しの中に返事をしていない書類が入っていることがある。
画面がすっきりしていると、仕事も終わった気がします。
でも、本当に見るべきなのは、箱の中に何が残っているかでした。
AIに任せる仕事が増えるほど、「終わった」の確かめ方を決めておく価値があります。
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