話題のAI活用術を見たら、真似する前に「手持ちと照合」する
AIの活用術は、勉強会でも雑談でも、毎日のように耳に入ってきます。
私も、聞くたびに「これ、うちでもやりたい」と思います。
ただ、うちでは丸ごと真似する前に、必ず手持ちと照合すると決めています。
照合したら、ほとんど持っていた
ある日、AIのチームでショート動画を毎日回す仕組みをつくろうとしました。
必要な部品をAIに洗い出させ、うちの手持ちと照らし合わせると、動画をつくる流れはすでに開通していました。
足りなかったのは、運用の型を決めることだけでした。
別の日には、記事を夜のうちに量産する仕組みを考えました。
必要な要素を4つに分けてみると、
- 夜のうちに量産する
- とにかく打席に立つ回数を増やす
- 体験を正直に書く
- 広告で記事に直接人を流し、当たった記事に予算を寄せる
のうち、最初の3つはうちにすでにありました。
新しくつくる価値があったのは、最後の1つだけです。

照合の手順は3つ
- 分解する:活用術を「部品」に分ける。成果の数字ではなく、仕組みの部品を見る
- 照らす:部品ごとに「うちにあるか」を確かめる
- 差分だけつくる:無い部品だけを、うちの形でつくる
これをやらずに丸ごと真似すると、同じ仕組みが2つできたり、すでにある仕組みと取り合いになったりします。
買う前にも、同じことをする
有料の講座や教材を勧められたときも、同じ手順で見ます。
分解してみると、「買う必要はないが、考え方の型としては使える」ということがよくあります。
すでに自分が持っているものが、上手に言葉にされているだけの場合もあるからです。
情報は「部品」で受け取る
人から聞く活用術は、たいてい成果の数字が先に立ちます。
でも、真似できるのは数字ではなく部品です。
次に気になる活用術に出会ったら、「この中で、うちに無いものはどれか」と1行だけ問いかけてみてください。
答えが1つなら、つくるのは1つで済みます。
※記載の事例は2026年8月時点の自社の記録です